顎関節症の検査・診断

顎関節症かな?と思ったら、歯科または口腔外科などでの治療が一般的の
ようです。また最近では顎関節症を専門とする歯科医も多数いるようです。

基本的には顎関節症の主要3症状を中心に問診・視診・触診することに
なります。場合によっては顎関節部の画像診断(シューラー法X線撮影法、
MRI)や、マンディブラーキネジオグラフ (MKG) の様な顎運動審査を
行うこともあるでしょう。


顎関節症の検査・診断の基本的な流れは以下のようになります。

1)問診

・現在の健康状態、既往歴、常用薬物、関節や筋肉の状態など
・症状の種類 痛みの部位、痛みの質、持続時間、雑音の有無
・食いしばりや歯ぎしりの有無、偏咀嚼の有無、頭痛や肩こり、
 睡眠状態、精神的ストレスの有無


2)視診

・不良姿勢か
・顔の輪郭、あごの動き 咬筋肥大の有無
・歯の磨耗、頬粘膜や舌に歯の圧痕の有無、咬み合せの異常


3)触診

咀嚼筋や首・肩などの筋肉の過緊張や圧痛の状態、顎関節の圧痛・
動き・雑音などを調べる


4)開口範囲の検査

開口の範囲、顎の可動域


5)画像診断

場合によっては顎関節部の画像診断(シューラー法X線撮影法、MRI)や、
マンディブラーキネジオグラフ (MKG) の様な顎運動審査を行うことも
あるでしょう。


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顎関節症のタイプ

顎関節症のタイプ

日本学関節学会によると顎関節症のタイプはその障害のある部分に
よって4つに分類されています。

1)筋肉の障害によって起こるタイプ(T型)
2)関節包・靱帯の障害によって起こるタイプ(U型)
3)関節円板の障害によって起こるタイプ(V型)
4)変形性関節症によって起こるタイプ(W型)

以下の解説はWikipediaより引用しています。


症状は間欠的に現れるのが通常であり、その発現の仕方によって
突発型や潜行型のように分類される。主病変が顎関節そのものでは
なく咀嚼筋機能の障害によるものである「筋性」と、関節構成組織
( 下顎窩、関節円板、下顎頭、関節包 )の障害のものである
「関節性」の二つに大別される。日本において顎関節症の多様な
病態に対応するため、日本顎関節学会はI〜V型に分類を行い、
広く臨床に使用されている。

* 顎関節症T型
咀嚼筋障害を主徴候とし、その病理は筋緊張と筋スパズム、
筋炎である。顎関節部の運動痛と運動障害を僅かに生じる
ことがあり、筋痛を強く生ずる。


* 顎関節症U型
関節包、関節靭帯、円板後部組織の慢性外傷性病変を
主徴候とし、顎関節部の運動痛と圧痛を強く生じ、
関節雑音を生ずる。筋痛は弱い。関節鏡下で病変を認める。


* 顎関節症V型
関節円板の転位や変性、穿孔、線維化を主徴候とする。
クリッキングと呼ばれる関節雑音が顕著である。筋痛は
なく、顎関節部の疼痛は弱い。

o V型a
復位性関節円板転位:関節円板の位置関係が復位する時に
関節雑音(クリック音)が確認できる。


o V型b
非復位性関節円板転位:関節円板の位置が復位しない。
ひっかかりのための開口障害や顎関節の疼痛がおこる。


* 顎関節症W型
変形性関節症。関節軟骨の破壊、下顎窩や下顎頭の
骨吸収や変性・添加、関節円板や滑膜の変形異常などの
退行性病変を主徴候とし、クレピタス音と呼ばれる
関節雑音が顕著である。X線所見上も大きな異常を
認めるようになる。


* 顎関節症V型
上記のI〜IV型のいずれにも該当しないが、顎関節領域に
異常症状を訴える、心身医学的な要素を含むもの。


顎関節症のタイプは上記のように4つに分けられていますが、実際には
「筋肉の障害によるタイプ」と(T型)と「関節円板の障害による
タイプ」(V型)といったように、複合的な問題を抱えている患者が多い傾向にあるようです。


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